スーパーマーケットに足を運ぶと、
里芋を冷凍されたものが販売していますが、
自分自身でも冷凍保存ができるなら、
里芋が売り出しの際にたくさん購入してもひと安心ですよね。
何はともあれ鮮度が高いうちに保存しておくことで、
一年を通して美味しい里芋を調理できます。
そこで今回は、里芋の冷凍方法や下処理方法について調べてみました。
里芋の冷凍方法!
里芋を料理をする場合、毎回 面倒臭い皮むきをするのはつらいですよね。
従いまして冷凍する際は、できるだけ大量の里芋をまとめて冷凍すると便利です。
まず、冷凍する前に、1つずつ皮をむき、ボイルするのですが、
あとから作る献立次第で、少々固めに茹でるか、
あるいは、串がちゃんと刺さるまで茹でるかで違ってきます。
煮物料理といった、火を通す一品だとしたら、
固めに茹でた物でも問題ありませんが、サラダであったり、
押し潰して調理するなら、中まで火を通した方が望ましいと思います。
かと言って、冷凍された里芋を使っての調理時間は短くしたいとか、
のちに、また長時間ゆがくのは面倒臭いって感じるのなら、
最初から中も火を通しておあったほうが、使うときにははるかに簡単なので、
そちらをおすすめいたします。
ボイルし終えたら、水ですばやく洗い流して荒熱をなくし、
ジップロックなどのたフリーザーバッグに入れて冷凍しておきます。
ただし、水分が付いた状態で冷凍してしまうと、
くっ付いてしまって、使用するときに手間が掛かるので、
できることなら、キッチンペーパー等々で水気を拭き取ってから、
冷凍する方がおすすめです。
冷凍した里芋を使って、凍った状態で調理を行っても構いませんし、
レンジでチンするか、あるいは煮てご賞味いただいても構いません。
里芋の冷凍保存は生の状態でも出来るの?
里芋を冷凍保存するとなれば、茹でてからでなければ、
冷凍は不可能だと思う人もいらっしゃると思われますが、
本当のところは、生の状態でも冷凍保存が可能になのです!
スーパーなどにて販売されている冷凍の里芋でさえ、
皮をむいたままで冷凍されてるものが見られます。
ていうか、里芋についてある泥とか土をきれいにして、
皮がある状態で冷凍することも可能です。
しかも、この方法を行うことにより、皮がむきが簡単になりますので、
なんといっても皮を剥く際に手がかゆくなるのが嫌だったり、
皮むきに時間を費やしたくない方は、この方法がおすすめです。
それと、皮さえ剥いてありますと、凍った状況でで煮物とか汁物なんかに使えると思いますし、
冷凍し、解凍することによって、里芋の細胞が壊されて、
中心まで火が通る時間も速くなりますので、時短になります。
因みに、冷凍された生の状態の里芋は、よく中心まで火が通って無かったりする可能性があるので、
不安がある人は、このような下処理の方法を行ってから料理すると良いと思います。
里芋の下処理方法!
里芋の下処理方法ということになりますと、
皮むき、あく抜き、ぬめり取りがつきものです。
しかし、たくさんの数量を冷凍したいと思うと、下処理も大変になりますよね。
したがって、楽に出来る方法を幾つか教えします。
まずは皮むきなのですが、里芋特有なぬめりで手が滑り、皮がむきづらいという方には、里芋を念入りに洗ってから、新聞の上に広げ、半日くらい天日干しを行って乾燥させておけば、皮がむきがし易くなります。
何故ならば、里芋がぬれていますと、ぬめりを持っているので、どうしても皮がむき難くなってしまうためです。したがってできる限り、念入りに乾燥させてから皮をむいた方が、むき易くなっていくのです。
これとは別に、皮を素早くむく方法として、泥を洗い流した里芋を、皮つきの状態で鍋に投入し、そこの所に里芋が被る程の水と、酢あるいは塩を入れます。
そして、10分程煮沸して、水に入れて冷ませば、その状態で手でツルンとむけるのです。さらに、鍋に入れる以前の里芋に、包丁で中央に、ぐるっと深めに切り込みを入れ込んでおいてもむき易くなります。
その後は、レンジで調理する方法なのですが、およそ200gの里芋を皮付きの状態で、600wで4分ほど加熱します。
※大きさや分量によって異なってきますので、調整が不可欠ですそれを冷ましてから、皮を剥いても構いませんし、よく冷まし水分を取り除いてから、フリーザーバッグにしまって冷凍してしまってもOKです。
使用するときは、ラップにくるんでレンジで1、2分温めてから、皮をむきとって使えば良いので簡単ですよ。
その次は、あく抜き・ぬめり取りです。
里芋のぬめりは、栄養素からすればあれば嬉しいところだけれど、このぬめりにおいては、えぐみの成分も加わっているお陰で、
ぬめりが苦手な人や、より一層美味しい煮物などを作りたい人は、こういった下処理していただいてから、冷凍保存しておくといいと思います。
さて、そのやり方なのですが、
まずは生の状態で冷凍しておくケースだと、皮をむいた里芋に塩を少し振り、芋どうしを擦りつけて、水で洗い流すことにより、ぬめりが除去できます。
お次に、茹でてから冷凍しておく場合なのですが、生の状態で冷凍しておくパターンと一緒で、皮をむきましたら、塩でぬめりを取り除きます。
更に洗った里芋を鍋に加えて、被るくらいの水を注ぎます。
そこの所に、少量の酢あるいは塩を入れて、10分くらいボイルします。そうしたら、水にさらし、冷ましてから、水気を取り除いて、冷凍保存しておきます。
ついでに、皮つきの状態で茹でるケースや、レンジで熱を加えてから皮をむくケースは、あく抜きがしっかりとできないことから、ハイクラスな煮物料理などを作りたい場合は、やらない方が望ましいと感じます。
里芋の冷凍方法のまとめ
里芋のぬめりを好む方や苦手な方、手がかゆくなるのが不快で遠ざかっていた方など、
様々ある方がいらっしゃいますが、その方に適した下処理方法がいくつかありますので、
お好みの方法を選択して、里芋を新鮮なままで、長期間保存してくださいね。