入学祝いの金額相場は?のし袋の書き方と見本を紹介!

入学祝いの際に、悩むのがご祝儀のマナーですよね^^;

のし袋の選び方や書き方、包み方は?そもそも金額の相場はいくらなのか?いつ渡すのがいいのかなど…。

今回は、そんな入学祝いのご祝儀のマナーを、分かりやすく見本付きで紹介します。

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入学祝いの金額相場は?

入学は結構お金が掛かる行事です。

入学に備えて必要なものがたくさんありますので、それぞれの年齢に見合った金額を贈りましょう。

□ 親戚関係にある場合の金額相場は

一般的には10,000円が相場ですが、特に親しい間柄だと30,000円くらいまで贈ることもあります。

□ 学校別の金額相場については

幼稚園 ⇒ 5,000円
小学校 ⇒ 10,000円
中学校 ⇒ 10,000円
高校生 ⇒ 10,000円~20,000円
大学生 ⇒ 30,000円~50,000円

となっています。

□ 友人や知人の場合の金額相場は

小学校、中学校 ⇒ 3,000円~5,000円
高校生 ⇒ 5,000円~10,000円
大学生 ⇒ 10,000円

くらいになっています。

※ 渡す相手先から入学祝いを頂いた事がある場合は、年齢に関わらず同じ金額を贈るのが良いとされています。

その時のために、忘れないよう誰にいくら頂いたか記録しておきましょう。

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入学祝いで使うのし袋は?

入学祝いに使用するのし袋は、紅白の蝶結びを使います。

蝶結びは、ほどいて何度でも結び直せる事から 良い事は何度でもあるように…という意味が込められています。

注意することは、お祝い用の のし袋は2種類ありますので間違わないようにしましょう。

もう一つの、のし袋は「結びきり」といって、固く結ばれ解けない事から お祝いごとでも一度だけにしたい、結婚や快気祝いなどに使います。

のし袋には通常、中袋が付いています。
その理由は、お祝いごとが重なるようにという意味で、のし袋と中袋で2重になっています。

しかし、中袋が無いものもあるので購入する際は注意が必要です。

ちなみに、祝儀用のし袋の横に赤線があるものは、主に関東地域で使われている「多当折型」というのし袋です。

それ以外は、「封筒型」という最も多いのし袋です。

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入学祝いの のし袋の書き方と見本!


まず、表書き毛筆筆ペンを使って以下の文字を、のし袋上段中央に書きます。

  • 御入学祝
  • 祝御入学
  • 入学御祝

幼稚園の場合は、

  • 祝御入園
  • 御入園御祝

など、崩さず丁寧に書きましょう

下段の真ん中には、上段に書いた字より若干小さく贈る側の名前を書きます。

□ 夫婦で贈る場合は

右側に夫の名前、左側に妻の名前を書きます。
(妻は下の名前だけでも可)

□ 連名の場合は

上下関係がある場合 ⇒ 右側から地位が高い順に書く

友人関係の場合 ⇒ 50音順に書く

中袋の金額の書き方!

まず、中袋に金額を漢字で書きます。
ただ、初めに「金」終わりに「也」をつけましょう。

□ 金額の数字は

1 ⇒ 「壱」
2 ⇒ 「弐」
3 ⇒ 「参」

までは難しい漢数字で書きましょう。

理由としては、同じ漢数字でも 一、二、三だと以下のように書き足されてしまうからです。

  • 「一、二 」⇒「 二、三」「十」
  • 「三」⇒「五」など

それ以外は普通に五、七、八、十でOKです。
数字の 四、六、九は縁起が悪いのでNGです。

※ 万 ⇒「萬」と書くのが正式なマナーですが、にじんで書きづらい場合は、「万」と書いてもいいそうです。

中袋には、裏に金額の記入欄があるものと、無いものがあります。

□ 金額の記入欄がないもの

[例]一万円を贈る場合

ないものは、の真ん中に金額を書き、の左側に自分の住所、氏名を書きます。

□ 金額の記入欄があるもの

[例]一万円を贈る場合

の記入欄に金額を書き、の左側に自分の住所、氏名を書きます。

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のし袋の包み方!

のし袋の包み方は、外袋の裏の折り返しに注意が必要です。

折り返しの重なりは、下側が上になるように包みます。
慶事の際は、この包み方をします。

いわゆる慶びを受けるという意味があります。

ちなみに逆だと弔事の包み方になり、失礼になりますので間違わないようにしましょう。

入学祝いはいつ渡す?

入学祝いを渡す時期については、2通りあります。

一般的には、入学式の2~3週間前までに渡すようです。

ただ、早めに贈ることで、入学にかかる費用の一部にしてほしい…と言う気持ちから3月中旬~下旬に渡す人も増えてきているそうです。

※ 幼稚園、小学校、中学校と必ず入学できる義務教育ですが、受験されて入学する場合もありますので、事前に確認して渡すようにしましょう。

最後に一言!

入学祝いの金額は、親戚内で決まった相場がある場合もあるので一応確認しておきましょう。

入学祝いを渡すベストなタイミングは相手の家庭事情で変わってきますので、事前に相手の状況を確認して贈るようにしましょう。