楽しいバーベキューの後に面倒なのが、炭の処理ですよね^^;
炭捨て場がある所だといいのですが、持ち帰る必要がある場所で炭を土に埋めたりして捨てる人もいるようですが、それはマナー違反です。
きちんとルールを守って、適切な炭の処理をしましょう。
今回は、バーベキュー炭の処理に必要な、消し方や捨て方の方法を紹介します。
バーベキュー炭の消し方とは?
まず、炭を持ち帰る前に、火を完全に消す必要があります。
ちゃんと処理をしないで持ち帰ると、帰る途中 車の中で発火する危険性もあります^^;
一般的に炭の消し方には次の3つの方法があります。
- 水に浸して消す……時間がない時におすすめ
- 密閉して消す……炭を再利用したい場合におすすめ
- 自然に放置して消す……時間の余裕がある時におすすめ
それぞれの状況に合った方法で消火しましょう。
水に浸して消す
一番早く確実に消火することができます。
ただ、炭を再利用するには乾燥させる必要があります。
まず、金属製のバケツに水を張り、火ばさみなどで炭を一つずつバケツ入れて消火します。
※ 間違ってもコンロ内の炭に直接水を掛けることはやめてください。
(一気に水蒸気が飛び跳ねて、火傷する危険性があります)
あと、バケツはプラスチック製のものは使用しないでください。
密閉して消す
炭は酸素がないと燃えませんので、空気を遮断して消すことができます。
しかし、消えるまでに少し時間(約30分)がかかります。
単純な手順ですが、水に浸さないのですぐに再利用ができます。
使う量の炭が入り、蓋で密閉できる金属の容器があれば消火は可能ですが、容器自体が熱くなる可能性があるので、火傷に注意しましょう^^;
「火消し壺」を使用することで、安全に消火できるうえ、そのまま次回使用するまで保管することもできます。
これからもバーベキューをされるのなら 一つ持っておくと便利だと思います。
自然に放置して消す
自然に燃焼するまで そのままにするだけなので、一番楽な消火方法です。
泊りがけのキャンプなど、十分時間がある時に自然に放置して消火します。
バーベキュー炭の捨て方とは?
専用の炭捨て場がある所なら問題ないのですが、持ち帰りがルールの場合、どのように捨てるのが正しいのでしょうか?
答えは簡単、自治体によりますが、自宅の可燃ゴミとして処分できます。
あと、水に浸した炭を再利用する場合、良く乾燥させる必要があります。
※ 消火した炭は「消し炭」と言われ、次回使用する場合、非常に着火しやすくなるそうです。
最後に一言!
いかがでしたでしょうか?
炭は元々、木が原料なので土に埋めれば自然に還ると思いがちですが、炭になった時点で安定した分子構造になり、自然に分解される事はないそうです。
ですのでバーベキュー後の炭は、ルールに従って適切な処理をしましょう。