バーベキュー炭の火おこしかたは、食材を美味しくいただくために知っておく必要があります。
ちゃんと知識を得て火おこし しないと、時間や食材をムダにする可能性があります^^;
ここでは初心者にもできるバーベキュー炭の火おこし方や知って得する7つの火起こしのコツを紹介します。
バーベキュー炭のおこしかた!
木炭の火おこしには以下の3つの方法があります。
- 新聞紙を使った火おこし方
- 着火剤を使った火おこし方
- トーチバーナーを使った火おこし方
それぞれ火おこしの難易度が違いますので、自分に合った方法でやりましょう。
それでは1つずつ説明しますね^^
新聞紙を使った火おこし方
着火剤やトーチバーナーを使わないので、一番手間が掛かる火おこし方ですが、一度はやって覚えておきたい方法です。
□ 必要なもの
- 新聞紙
- 木炭
- チャッカマン
- 軍手
- 炭ばさみ
□ 火おこし手順
- 適度なサイズの新聞紙をねじって棒状にする
(使用するコンロに収まる長さ) - コンロの中央に棒状の新聞紙を「井型」に組んでいく
- 組んだ新聞紙が崩れないように、周りを囲みながら炭を積んでいきます
- 積んだ炭の上から中心部の新聞紙にチャッカマンで着火する
- このまましばらく見守り、2~10分で火おこしできます
(炭の積み直しは炭ばさみを使う) - 火おこし後は、炭ばさみで炭を整えましょう
□ 参考動画
着火剤を使った火おこし方
着火剤とは、着火し難い炭に火をつけやすくするためのものです。
その着火剤には大まかに分けて、
- ジェルタイプ……炭につけて着火します
- ブロックタイプ……炭の下に入れ着火します
があります。
□ 必要なもの
- 着火剤
- 木炭
- チャッカマン
- 軍手
- 炭ばさみ
- うちわ
□ 火おこし手順
- ブロックタイプの着火剤は、コンロの底に置いた着火剤を囲むように炭を積んでいきます
ジェルタイプの着火剤は、最初に並べた炭に直接塗り、塗った炭を囲むように炭を積んでいきます - チャッカマンで着火剤に着火してしばらく待ちます
(いろんな方向から着火する) - 必要なら うちわで空気を送ります
- 炭が赤くなったら着火完了です
- 火おこし後は、炭ばさみで炭を整えましょう
※ 燃焼中の着火剤の継ぎ足は危険ですのでやめましょう。
□参考動画
ジェルタイプ
ブロックタイプ
シートタイプ(ベスター)
トーチバーナーを使った火おこし方
トーチバーナーを市販のカセットコンロ用ガスに取り付けて、バーナーの火で簡単に火おこしできる方法です。
□ 必要なもの
- トーチバーナー(カセットガスに取り付ける)
- カセットガス
- 木炭
- チャッカマン
- 軍手
- 炭ばさみ
□ 火おこし手順
- コンロの底に炭を山型に並べます
- トーチバーナーで直接 中の炭に着火します
(いろんな方向から火をあてる) - 中の炭が赤くなったら着火完了です
- 火おこし後は、炭ばさみで炭を整えましょう
□ 参考動画
火おこしの注意点!
初心者の場合、黒炭はバーベキュー開始の1時間前、白炭(備長炭)は1時間半前には火おこしを始めましょう。
木炭はたまに爆ぜる事がありますので、あまり顔を近づけないようにしましょう。
火が弱いからといって着火剤を追加すると、大きな炎があがり大変危険です。
バーベキュー炭の火起こしのコツ!
- まず炭を置く前に、コンロの底にアルミホイルを敷きましょう
(コンロの汚れ防止と後始末が楽になります) - 大きさがバラバラの木炭の場合は、小さめの木炭のほうが着火しやすい
- 炭はコンロ全体に置かないで、端に炭を置かない場所を作る
(そのスペースに焼けた食材を移動することで、黒焦げ防止になります) - 炭の置き方で重要なのは、空気の通り道ができるように積む事です
(筒状や八の字型に積みましょう)
バーベキュー炭の火起こし後のコツ!
- 黒炭は火おこし後、10~15分待ち 炭全体が灰で薄っすら白くなってから調理しましょう
(すぐ調理すると焦げてしまう) - 食材が網にくっつかないようバーベキュー網に油をぬり、よく空焼きしておく
- 炭を継ぎ足す時は、元からある炭の上に置くと熱が遮断され美味しく焼けませんので、下に継ぎ足します
最後に一言!
いかがでしたでしょうか?
炭の火おこしが、初めての方には特に知っておくと得するコツを紹介しました。
炭焼きで調理する食材は、普段より一層美味しくいただけます。
今回紹介した火おこし方やコツを覚えて、楽しい美味しいバーベキューにしてくださいね♪