毎年、秋を感じさせる事の一つに、金木犀(キンモクセイ)の香りがあります。
さんぽの途中で、甘い香りに足を止める人もおられるくらい身近な植物ですが、
花が地味な為なのか、あまり金木犀について詳しい人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、金木犀の開花時期や花言葉、イラストの無料素材サイトも紹介します!
金木犀について!
まず、金木犀は中国が原産地で、丹桂や桂花と呼ばれていて、雅な花という意味があります。
花の特徴は、オレンジ色の小さい花がいくつも密集していて、開花の季節になると強い甘い香り漂わせます。
毎年この香りを嗅ぐと秋だな~と感じさせますよね♪
ちなみに金木犀の仲間に、銀木犀(ぎんもくせい)という花もありますが、花は白く香りも金木犀より弱いです。
金木犀の開花時期は?
金木犀の開花時期は、夏の天候(猛暑や水不足)などによって遅れることもありますが、
日本全体としての開花時期は、9月下旬〜11月上旬で、南に行くほど開花時期が遅れます。
開花期間は、4~6日と短いのが特徴です。
特徴が桜に似ているためか、桜前線ならぬ、「金木犀前線」と言うのがあります。
しかし、桜前線とは逆に北から南に下って行きます。
金木犀前線は、桜のように華やかな花だったらもっと有名になったかもしれませんね^^;
春に咲く金木犀もある?
通常、金木犀の開花時期は秋ですが、春に咲いたという報告もあるそうです。
理由については、狂い咲き?とか、別の似た植物では?とか、はっきりしていませんが、四季咲き金木犀と言う春に咲く!?種類もあるそうです。
金木犀の花言葉とは?
金木犀の花言葉は本来、西洋から伝わったので、中国が原産の金木犀には花言葉がありません。
なので今から紹介する花言葉は、のちに日本で作られました。
それゆえに花言葉の意味に親近感があるのかもしれません!?
それでは金木犀の花言葉とその意味や由来について紹介します♪
謙虚(けんきょ)
金木犀の香りには、人を癒やす程の魅力があるのに、花は小さく控えめな見た目です。
そんな、謙虚なところからきています。
気高さ
金木犀の花は、雨が降ると3~5日で花を散らします。
その惜しむことなく散る様が、品格や気高さにつながっています。
陶酔(とうすい)
甘く人をひきつける香りに酔った状態、ぼー…とした気持ちになる様子からきています。
初恋
昔から毎年、この強い甘い香りを嗅いできているので、金木犀を嗅ぐと同時に昔の記憶が蘇ってきます。
その中でも特に初恋の甘酸っぱい記憶が蘇る様子からきています。
真実
香りこそ魅力的ですが、金木犀の花の見た目は、おせじにも華やかとは言えません。
いくらいい香りでも、真実の姿は全然違う場合もある…ということからきています。
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最後に一言!
いかがでしたでしょうか?
先ほどにも記述しましたが、金木犀は、春に花が咲く事もあるそうです^^;
春に咲く理由は、はっきりしませんが、特定の木や毎年咲く…という事でもないので不思議ですよね^^;
皆さんも短い開花時期を逃さないようにして、香りだけじゃなく、花も観賞してみてはどうでしょうか?