毎年、春になって少しずつ暖かくなってきたら休みの日に外で何かしたくなりますよね。
もし休みの日に決まった予定がないのなら、家族で潮干狩りなどはどうでしょうか?
潮干狩りは大人から子供まで楽しめて、採った貝は食べてもおいしいのがいいですよね^^
ということで今回は、潮干狩りのコツとアサリのいる場所、必要な道具や時期を紹介します。
潮干狩りの時期は?
驚いたことに、アサリは基本的に年中採れるそうです。
とは言っても、寒い時期には行きたくないですよね、ではいつが一番いいのでしょう?
地方によって異なりますが、アサリの旬は春先の3~5月頃だそうです。
夏の産卵前の5月頃が、一番実が大きくなっておいしいそうです。
ということは、3月後半から5月初め頃が、アサリの収穫するのに適しているということです。
あと、春以外だと秋も産卵するそうで、9~10月頃も良いそうですが、干潮の時間が遅く薄暗くなってしまいますので採りにくくなります。
なので春先に行かれた方が良いでしょう。
では、必要な道具はなんでしょうか?
潮干狩りに必要な道具は?
熊手
これは潮干狩りの定番の必需品です。
アミの付いた物もあります。
バケツ
採った貝を入れたり洗ったり、熊手などの道具をいれて移動できます。
軍手・ゴム手袋
手をケガしないようにするために必要です。
ゴム手袋と軍手を2重にしてもいいと思います。
つば付き帽子
紫外線対策と熱中症対策に必要です。
風で飛ばされないように、首ひものついた物がおすすめです。
長靴
濡れない程度の丈があり、砂にハマっても脱げないブカブカでない物が必要です。
車で行く場合は現地で履き替えましょう。
帰りは汚れた靴をいれる大きめなビニール袋、ゴミ袋を用意しましょう。
偏光サングラス
日光の照り返し軽減にあると便利です。
ざる
採った貝のどろを取り除く時にあると便利です。
ネット
採った貝を入れて、海水につけておけます。
クーラーボックス・保冷剤
貝を持って帰る時に必要です。
発泡スチロールのクーラーボックスでも良いです。
気温が高い時は、保冷剤で鮮度を保ちましょう。
タオル
濡れた手や足、汗をふくだけでなく、首に巻いて紫外線防止に!
ビニール袋
長靴などが入るサイズの物と濡れた手袋やタオル、汚れた道具が入るサイズのビニール袋を用意しましょう。
※ 主に必要な道具を紹介しましたが、他にも手洗い用の水を入れるポリタンクや日焼け止めクリームなど、まだ必要な物もあると思いますのでいろいろ調べてみてください。
潮干狩りのコツとアサリのいる場所!
大潮の日の干潮を狙う!
大潮の日が干満の差が一番大きいのでより長い時間、広い場所を探せます。
できるだけ潮の引きが大きい大潮がベストですが、休みの日は決まっているので潮を選ぶことはできません。
なので、休日の日が大潮か中潮になる日行くようにしましょう。
地元の潮を調べたい方は以下のサイトで!
⇒ 潮見表
1日に2回約12時間ごとに干潮のピークが来ますが、夜の暗い時間は掘れないので実質1回です。
春の大潮の場合は、昼すぎに干潮のピークがきますので、午前中には準備してないといけません。
干潮のピークから掘るのでは遅く、潮が引き始めて干上がった場所から堀り始め、引く方向に移動しながら堀り進んでいきましょう。
干上がった場所が出始めるのは、潮の大きさによって異なりますから前もって行く前日に、潮の引き具合を下見しておけば、予定がたてやすいと思います。
干潮の時間は、1日に約30分づつ遅くなります。
結論として、干潮の2時間前くらいには、始められるようにしましょう。
潮干狩りのピークの時期、車で行く場合は渋滞などで遅れてしまう事が予想されますので、より早めの予定を組みましょう。
あさりが寄りやすい場所を探す!
水がある場所と干上がっている場所のちょっと手前側の斜面を掘る!
図の赤い枠線で囲んでいる場所です。
アサリの穴を探そう!
アサリは呼吸などをする必要があるため、吸水管という管の穴が砂浜にあいています。
それを探してその下を掘ってみましょう。
アサリが見つけたらその周りを集中的に掘る!
アサリなどの貝は集団で住む習性があるようです。
なので一個見つかったらその周りに仲間がいる確率が高いです。
海の底は、沖に向かうにつれて深くなっています。
しかし波の影響などで、途中に盛り上がった部分ができることがあります。
そこを瀬と呼ばれていて、アサリなどは流れに乗って沖に向かおうとするため、こうした瀬に集まりやすいのです。
最後に一言!
どうでしたでしょうか?
同じ潮干狩りをするなら少しでも多く採りたいですよね。
でも、有料の場所では採れる重さがきまっている所もありますから行く前によく調べておきましょう。
潮干狩りの道具は100均などで買えるものもありますから安く抑えることもできます。
天気の良い日は、熱中症の危険も上がりますから、給水はこまめに取るようにしましょう。