皆さんは、お米は炊飯器でしか炊けないて思ってませんでしょうか?
そんな事はありません。
お米はふた付きの鍋であるのならどんな鍋でも炊けます。
しかも、お米を炊飯器で炊くより、鍋で炊くほうが簡単で早いってご存知でしたでしょうか?
今回は美味しく頂くために必要な、鍋で炊飯する場合の水加減を紹介します。
鍋で炊飯する場合の水加減は?
お鍋って炊飯器のように目盛りがありませんよね^^;
なのでお水を量って入れる必要があります。
水加減は、お米の炊き加減の好みやお米の品種、
新米などによって異なってきますが、目安として、
- お米1合の場合 … 200~210cc
- お米2合の場合 … 400~420cc
- お米3合の場合 … 600~630cc
くらいで炊いてみて、お好みで加減して下さい。
※ 基本、炊く前に浸水させて炊きましょう。
夏だと30分くらい、冬だと1時間くらいです。
簡単な水加減の仕方!
◆ 計量カップが無い…という場合もあると思います。
でも大丈夫、コップで測る事も可能です。
お米と水の量の対比が1:1ですので、
お家にあるどんなコップでも1杯のお米につき、
同じコップ1杯の水でOKです。
◆ 炊飯器があるのなら、炊飯器の内釜で水加減を量り、
お鍋に移すというやり方もあります。
お米を鍋で炊くのは簡単!
まずは下準備です。
普段通りにお米を研いで水に浸けておきましょう。
きちんと吸水させることが、美味しく炊くコツですので、
30分~1時間を目安に浸水しておきます。
お米をじっくり浸水させたら炊いてみましょう。
蓋をして強火で沸騰させます。
- ふたをして強火で火にかける。
- まずは勢いよく過熱して沸騰させます。
- 蓋が揺れて蒸気が吹き出てくるのが目安です。
弱火で12~15分加熱する。
沸騰したら、つまみをできるだけ一番小さくします。
分かりやすいようタイマーで時間を測ります。
そうしたら合図が轟く時間までそのままにします。
時間は3合で12分、5合で15分が経験からすると1番でした。
※ ご使用のコンロやお鍋で違ってくると思うので、1回この時間を基準にして炊いて見て、お好みにより調節して下さい
10分くらい蒸らしてかき混ぜる
炊きあがったら、蒸らしが終わるまで蓋を開けないでください。
鍋で炊く場合の最も重要な工程だと言えます。
まぜることを忘れず、タイマーで時間を測っておいてください。
まさに時間さえ頭に入れておけば、お鍋でお米を炊くのって、これといってスキルの必要性がないんだよね!
タイマーをかければコンロ前にへばりついていなくていいですしね^^
炊飯器の場合、炊きあがるまで40~50分は必要になります。
お鍋の場合だと、浸水さえしておいたら20~30分で炊きあがるのです。
やってみれば比較的簡単にできると思いますよ!
それでは、炊飯をする鍋とはどんなものが良いのでしょうか?
炊飯に向いている鍋とは?
ところで炊飯で使うお鍋とは、どういうものなのでしょうか?
土鍋が良いとはよく聞きますが、専用のものでないと炊けないのか迷うのではないでしょうか。
だとしても、始めから専用のお鍋を買わなくてもOKです。
さしあたり家で使っているお鍋で炊いてみてください。
ご飯を炊くお鍋は、厚手で蓋が重く、ガッチリと閉まる物であるなら本当は何でもかまいません。
ホーロー鍋、ステンレス鍋、アルミ鍋だとしても。
厚手のお鍋が自宅にひとつはあるのじゃないかと思うので、
差し当たりそれで練習として炊いてみてください。
薄手の鍋はこびりついてしまう為おすすめできません。
圧力鍋の場合も炊きあがりますが、加熱時間が大きく変化して来るはずです。
説明書をチェックすると大抵ご飯の炊き方が紹介されていると思います。
ちなみに圧力鍋だと、もちもちしたご飯が炊きあがります。
基本、土鍋でも美味しく炊けるのですが、ひび割れする可能性があって、取扱いが簡単ではない為、始めのうちは敬遠した方が望ましいように思います。
手始めに、お持ちの鍋でやってみて、お鍋で炊飯を続けたい…と思ったら専用の炊飯鍋を購入する方が良いでしょう。
鍋炊飯の水加減まとめ
お鍋で炊くお米は美味しいのです。
深刻に思いがちですが、本当のところ さほど珍しいことではないんです。
炊飯器が発明される前は、どのご家庭でもこうして炊いていたんです。
使い方を把握すれば皆さんもあたり前のようにできちゃいますよ^^
ということで台所でお鍋を取り出して美味しいご飯を頂いてくださいね!