最近 ニュースで度々話題になっているヒアリですが、まだ現実的に被害にあったという報告がありません。
しかし、自分の住んでいる地域で発見されないとも言えませんので、ヒアリの特徴や在来種との見分け方を一応 頭に入れておきましょう。
今回は、ヒアリの特徴や見分け方のポイントをまとめてみました。
ヒアリの特徴と見分け方!
まず、ヒアリの大まか特徴は以下のようなものがあります。
ヒアリの特徴とは?
- 体が赤い
- 2つのコブ
- お尻に毒針
- 比較的小さい
- 巣がドーム型
それでは、一つずつ詳しくヒアリの特徴と見分け方を紹介します。
体が赤い
ヒアリは別名「アカヒアリ」と言われているくらい体が赤いのが特徴です。
それに比べ、日本のアリは黒っぽい種類が多いのが特徴です。
ただ、日本のアリにも赤い色のものもいますので、コレだけでは判断ができませんが、一番 分かりやすい見分け方の特徴の一つと言えます。
厳密な色で表現すると、赤茶色でお尻が黒っぽいです。
2つのコブ
お尻と胴体の付け根部分に2つのコブがあります。
在来種のアリには一つしかコブがありませんので、見分け方のポイントになります。
アリを横から見ると上向きに2つのコブがあるのが良く分かります。
お尻に毒針
ヒアリにはスズメバチのようにお尻の先に毒針がありますので、見分け方のポイントになります。
通常 毒針はお尻の中にしまっていて見えないこともありますので注意しましょう。
ちなみに、ヒアリは漢字で書くと「火蟻」と表されていて、刺されると火傷(やけど)のような痛みがある事からきています。
比較的小さい
ヒアリの体長は2.5mm~6mmくらいです。
大きさにバラツキがありますが、比較的に小型のアリと言えます。
在来種のアリに比べて、比較的小さいのが特徴です。
巣がドーム型
ヒアリには在来種のアリにない巣の特徴があります。
巣の大きさは、直径25cm~60cm、高さ15cm~60cmくらいの土で作ったドーム型のアリ塚を作る習性があります。
日本に元々いるアリは大きく盛り上がったアリ塚を作りませんので、アリ自体を調べる前に、見分けられるポイントになります。
ヒアリ(火蟻)を発見した時の対処法とは?
もし、ヒアリを発見したら以下の地方環境事務所等や保健所、警察に連絡しましょう。
⇒ https://www.env.go.jp/nature/intro/3breed/reo.html
自身で駆除するのは危険ですし、色々調べる事もあると思いますので、専門の人に任せましょう。
子供がおられる方の注意点として、子供はヒアリの怖さが分からず つい触ってしまう可能性がありますので、ヒアリに近づけないよう注意してください。
最後に一言!
刺されると死に至る事もあるヒアリですが、現在はまだ日本に定着していません。
しかし、お隣の台湾ではヒアリが定着し、被害もでていますので、対岸の火事と安心できません^^;
いつヒアリに遭遇しても良いよう ヒアリの特徴と見分け方の知識を頭に入れておきましょう。