液体ミルクの使い方は?安全性や添加物は大丈夫?通販サイトも紹介!

イラストACラフ
現在、小池百合子都知事が打ち出している「液体ミルクの普及」という政策があります。

液体ミルクと聞いて、ミルクは普通液体じゃないかっ…て思いますよね^^;

ですが、このミルクについては赤ちゃんの時期に飲む乳児用ミルクの事で、まだ日本では認可されていません。

そのため現在でも液体ミルクの販売や製造ができない状態になっています。

そこで今回は、液体ミルクが認可されない理由や液体ミルクの使い方や安全性、添加物、通販サイトについて調べてみました。

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液体ミルクとは?

液体ミルクとは、その名の通り液体状のミルクのことで、ペットボトル紙パックに入っていて、専用の吸い口を付けて乳児が母乳の代わりとして、そのまま飲む事ができる栄養成分を調整されたミルクの事です。

私の認識では、赤ちゃんのミルクは粉ミルクしかないと思っていたので、液体の乳児用ミルクがあると聞いてびっくりしました。

確かに、液体のミルクがあってもおかしくないですよね^^

液体ミルクの一番いいところは、すぐに赤ちゃんに飲ませてあげられる事です。

粉ミルクだと、

まず哺乳瓶を消毒しておかなければいけません。

そして適量の粉ミルクを計って沸かしたお湯を入れあと、

適温まで冷まさなければいけませんので、なにかと大変です。

その点、液体ミルクは、

  • ミルクをは計らなくていい
  • お湯がいらない(常温で飲ませられる)
  • 商品によっては、哺乳瓶もいりません(使い捨ての哺乳瓶にミルクが入っています)
  • 個包装なので衛生的
  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 常温で保管できる(未開封)

特に旅行や外出中に、お湯を用意する必要がないので便利だと思います

ではなぜ、こんなに便利なのに日本で認可されないのでしょうか?

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液体ミルクが認可されない理由とは?

液体ミルクは、欧米では一般的に販売されています。

しかし、国内では三育フーズ(株)が乳児用の調整豆乳として販売していますが、液体ミルクについては未だに製造販売されていません。

先進国の日本に、なぜないのでしょうか?

その理由には、食品衛生法上の規定が不十分で、乳児用の液体ミルクの製造、販売ができないそうです。

いわゆる安全面でのデータが必要なのでしょう。

他にはコストの問題もあるようです。

粉ミルクと比べると、生産や流通のコストが高く採算が合わないようです。

そのため液体ミルクを製造したい…というメーカー側の要望がなく、いまだ国内での製造ラインができないでいるそうです。

そもそも、液体ミルクを製造するために必要な法律もまだ整備されていません。

しかし近年の自然災害で、海外から被災地に贈られた液体ミルクの利便性から日本でも認可されるよう、署名の活動が高まってきています。

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液体ミルクの署名キャンペーン

現在、液体ミルクの認可を働きかける署名運動が高まっています。

液体ミルクは、日本でも阪神淡路大震災の時に、乳児用ミルクの確保が困難となって注目された事があるそうです。

そして東日本大震災の時には、被災地に液体ミルクを送る大規模な運動もあったそうです。

しかし未だに国内での製造や販売がないのが現状です。

被災した時は、ストレスや体調不良で母乳が出なかったり、哺乳瓶の消毒やお湯を沸かしたりする事が大変になります。

日本は地震大国なので、特に必要なものではないでしょうか?

共感された方はぜひ署名してみてください。

⇒ 署名サイト

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液体ミルクの安全性や添加物は大丈夫?

液体ミルクは現在、海外からの輸入品のみで、国内にはありません。

なので、海外の液体ミルクの安全性や添加物についてですが、

成分については、Similac(シミラック)というブランドの製品には水、脱脂乳、大豆油、乳糖などが含まれています。

添加物については、日本で使用されてない亜セレン酸ナトリウムというものが入っている製品があるそうです。

しかし海外でも同じ赤ちゃんが使用するものなので、何か問題があればすでに販売禁止になっていますよね。

安全性については、粉ミルクより高いそうです。

液体ミルクの安全性は、衛生面で言えば粉ミルクより高く、無菌状態で製造、個包装されていて安心です。

粉ミルクの場合は、使う水(お湯)によって左右されます。

例えば、水道水の水質や哺乳瓶の消毒状態などの問題がありますよね^^;

それに対して海外製の液体ミルクは、水の腐敗防止のため滅菌水を使っていたり、哺乳瓶などを消毒する必要もありません。

液体ミルクの使い方は?

液体ミルクの使い方は、製品によって多少の違いがありますが一般的には、

まず、ボトルに付いているキャップを外します。

そこに専用の乳首型の吸い口(ニップル)を装着して飲ませるだけです。

授乳を始めたら1時間以内に使用してください。(できなかった場合は破棄しなければいけません)

飲み終えた後の容器は、そのまま捨ててだいじょうぶです。

常温で飲ませる事も出来ますが、寒い時期は少しで温めて使用した方がいいでしょう。

暖房の効いた室内に置いたり、湯煎したり、懐に入れて温めたりして飲ませてあげましょう。

まだ、国内の販売がなく、個人輸入になるのでコストがかかり割高です。

緊急時や旅行、外出用などの補助的な使い方がいいかと思います。

液体ミルクの通販サイト!

アメリカのSimilac(シミラック)というブランドの液体ミルクです。

オーガニックのミルクを原料としていて、アメリカの病院でも使用されています。

出生から12カ月までの新生児用で、未開封で半年から1年ほどの賞味期限のものが届きます。

8本セットでニップルとリングが付いています。

最後に

現在は、液体ミルクの国内での販売を解禁する方向で政府が検討に入りました。

2017年度以降から安全のための試験が行われ、必要なデータなどがそろえば、食品衛生法上の規定が定められ、製造や販売が始まるのではないでしょうか?

育児の負担が軽減される液体ミルクが少しでも早く普及してほしいですね^^