お葬式に参列する際に、お香典を渡しますが、意外と知らないのがお金はいくら包むのが良いのか…ですよね^^;
ここでは、香典に包む金額の相場や包むお金での注意点を紹介します。
葬式のお金はいくら包むの?
ご祝儀と一緒でお香典もどれくらい包むのが正解なのか迷ってしまいますよね^^;
実は、お香典の金額というのは、故人との関係性と自身の年齢で違ってきます。
お香典の金額は、下記を参考にしてください。
故人との関係性 | 20代 | 30代 | 40代 |
祖父母 | 1万円 | 1万円~3万円 | 3万円~5万円 |
両親 | 3万円~10万円 | 5万円~10万円 | 5万円~10万円 |
兄弟姉妹 | 3万円~5万円 | 5万円 | 5万円 |
おじ・おば | 1万円 | 1万円~2万円 | 1万円~3万円 |
その他親戚 | 3千円~1万円 | 3千円~2万円 | 3千円~3万円 |
勤務先の上司 | 5千円 | 3千円~1万円 | 1万円 |
勤務先の上司の家族 | 3千円~5千円 | 3千円~1万円 | 5千円~1万円 |
勤務先の社員・同僚 | 5千円 | 5千円~1万円 | 1万円~ |
勤務先の社員の家族 | 5千円 | 5千円 | 5千円 |
取引先関係 | 5千円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 |
友人・知人 | 5千円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 |
隣近所 | 3千円~5万円 | 3千円~1万円 | 3千円~1万円 |
仲人 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
以上の金額は、ひとつの目安と考えてください、しかたなく香典の金額が変わったとしても構いません。
中でも学生など年が若く収入もない方は、こういった目安の金額よりも安くなっても問題ないといえます。
近年では一人で香典を持参するといった場合、2千円、3千円などの金額は減ってきました。
しかしながら友達数名との連名で1万円、2万円とするというものは、目にするようです。
香典に包むお金での注意点とは?
◇ 包む金額については、4と9の数字は避けた方が良いとされています。
◇ 包む金額は、偶数の数になるのは敬遠するという傾向もありましたが、最近では2万円といった金額も日常使うことができる様になりました。
その場合は、包む紙幣の枚数を奇数にしましょう。
仮に20,000円包むとすると、
- 10,000円札 … 1枚
- 5,000円札 … 2枚
合計3枚という形で包むと良いでしょう。
◇ 新札は、亡くなる事を予期していたかのように思われ、避けるといった意見もありますが、清潔を表わすという意味合いで支障はありません。
そんな時は1度折り目をつけてから包みましましょう。
逆に汚れた紙幣も失礼にあたるので気を付けましょう
◇ 金額に相応しい不祝儀袋を用意しましょう。
5千円といった比較的に金額が多くない香典を、高級な不祝儀袋に包むのはやめておきましょう。
お金の入れ方!
お金の入れ方においても作法があります。
お札の向きは、揃っていたら大丈夫です。
お札は裏向きに揃えて入れる
お札は表と裏が存在しますが、香典袋に入れる際は裏向きにいれます。
具体的にいうと人物がある方が表、人物がない方が裏です。
お札の顔がある方を下に向けて入れましょう。
香典袋の中には中袋があるものとないものがありますが、お金の入れ方というのは同じです。
取り出した時にお札の顔が見えない様に入れてあればOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
その人その人の身分別にお通夜の香典の金額相場を分析していくと、いくらかのパターンもあって、不安なく用意ができます。
備えがきちんとできれば、お通夜の席だったとしても淡々と、故人を偲ぶことに専念できます。
このお通夜の香典なんですが、金額によって香典袋が違ってくることをご存知でしょうか。
小額なら印刷のタイプの物もあったり、高額になると水引や袋自体が大きくなったりするのです。
自分に合ったものを、選んでくださいね。
また仮に多忙で、お通夜の香典を用意できない状況なら、勿論次の日の告別式に備えても問題ありません。
それとは逆にお通夜で香典を渡したのなら、告別式では渡しません。
その訳は二重となってしまうためです。
失礼が無いお通夜の香典を用意して、尊い故人を見送って下さいね。