毎年夏になると気になる事に、熱中症の心配がありますよね^^;
2015年には、926人の方が熱中症で亡くなられています。
過去には、2010年に1713人の方が亡くなられています。
今年も、夏到来で急増するかもしれませんよね^^;
そこで今回は、熱中症にならないよう知っておきたい、熱中症に効果的な食べ物や飲み物、対策グッズについて紹介します。
熱中症の種類!
まず熱中症と言っても軽度のものから重度のものまであり、大きく分けて4つの種類があります。
熱けいれん
熱疲労
熱射病
この中で、熱射病と言うのが私達にとってもっとも怖い、重度の熱中症なんです。
それでは、一つずつ紹介しますね^^
熱失神(ねつしっしん)
体温上昇により、皮膚の末梢血管が拡張し、血圧が低下する事で、全身への血液量が減り、貧血状態になります。
特徴
- めまい
- 失神
- 顔面そう白
対処法
涼しい場所で水分補給をして、足を高くして寝かせる。
熱けいれん
大量の汗をかくと、血液中の塩分濃度が低下するので、筋肉がけいれんを起こしてしまいます。
特徴
- 筋肉痛
- けいれん
対処法
涼しい場所で、塩分を含んだ飲み物を補給してしばらく休む必要があります。
熱疲労(ねつひろう)
大量の汗をかき、体が脱水状態になり、疲れてしまいます。
特徴
- 全身のだるさ
- おう吐
- 頭痛
対処法
涼しい場所で、水分補給をして疲労感がなくなるまで休みましょう。
熱射病(ねっしゃびょう)
高温多湿で体温が上昇し、大量の汗をかく事で水分や塩分が不足し、中枢機能が異常起こして意識障害になります。
特徴
- 体温上昇
- 意識障害
- ふらつき
対処法
念のため無理をせず、病院へ行くか、救急車を呼びましょう。
熱中症に効果的な食べ物や飲み物とは?
スポーツドリンク
糖分や塩分、ミネラルが含まれているので、適量飲むと効果的!
「ペットボトル症候群」と言われる、飲み過ぎによる糖分の摂り過ぎは、糖尿病のリスクが高くなりますので注意してください。
牛乳
運動をする際に、牛乳を飲むことで、汗をかきやすい体をつくる事ができ、熱を下げる効果を得られます。
みそ汁
大量に汗をかく場合は、塩分と水分を同時に補給する事ができます。
夏野菜
水分と栄養分を同時に摂取でき、体を冷やす効果もあります。
いつ、何を、どのくらい摂るかが重要!
自分の体に合わせて適量の水分補給をしよう^
熱中症対策グッズ!
クーリングタオル
水を含ませた後、絞り、振って使います。
ひんやりとするので、首まわりなどに巻けば、日焼け防止と熱中症予防に効果があります。
タオルが温くなったら、空中で振れば、再度ひんやりして使えますので、何度でも使えて便利です^^
最後に
いかがでしたでしょうか?
他に、塩飴を携帯しておけば、水分補給した後に舐めるだけで簡単に塩分も補給できます。
熱中症によって亡くなられる方の割合(65才以上)が、54%(1995年)から79%(2010年)に急増しています。
しかも、45.8%が家庭で亡くなられています。
お年寄りの方は、若い人に比べて暑さを感じ難いので、エアコンをつけるのを我慢する傾向があります。
なので、お年寄りがおられる方は、特に注意してあげてくださいね^^;