8月になれば、お盆休みで帰省して、お墓参りに行くなどの祖先を供養する時期でもあります。
しかし、お盆に意外と知らないで、間違った作法をしているかも知れません。
そこで今回は、知らないと恥をかく!?
お盆の時に知っておきたい常識やマナーを紹介します。
盆提灯の意味とは?
先祖や故人の霊が迷わず帰ってこれるよう、目じるしとしてのものなのです。
他に、迎え火や送り火の重要な役割があります。
また、故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
きゅうりとなすの意味とは?
割り箸の足がある、きゅうりとなすは、
- きゅうり=馬
- なす=牛
を表していますが、理由は?
- 馬(きゅうり)=馬でご先祖さまが早く帰ってください
- 牛(なす)=牛に乗ってゆっくり帰っていってください
という意味が込められています。
ちなみに、なすやきゅうりなのは、夏野菜だからだそうです。
お供え物の常識とは?
お供え物のおかずと一緒にごはんを供えますが、冷たいご飯は禁物です。
仏様は、湯気をいただくので、必ず温かいご飯をお供えしましょう。
その他に、故人が好きだったものをお供えする際は、食べやすくしてあげましょう。
お布施の相場は?
自宅でお坊さんに、お経をよんでもらったときに支払うお布施の金額ですが、
一般的な相場は、5000円~1万円ですが、
生活が苦しい場合は、2000円、3000円くらいでもいいそうです。
しかし、関係性や地域によって違ってくるので、ご近所さんや直接お寺に聞いてみてください。
お墓参りのお花のマナー!
お墓に到着したらまず、お掃除してお墓をきれいにします。
そして、花立てに水を注ぎ、花を手向けますが、必ずお参りする人に向けてください。
その理由は、お参りする人が花を見る事で心が落ち着き清らかな気持ちで先祖を拝んでもらえるからです。
■ トゲのあるお花は避ける!
バラのようなトゲがある花は、指でも刺して血がでるというのはあまり良くないですので、トゲのあるお花は避けましょう。
正しいお線香の消し方!
お線香は、ろうそくの火で点けたあと、消さなけれいけませんが、正しく消せていない人が多いそうです。
■ ダメな消し方
- 息を吹きかけて消す
- 振って消す
- 手で扇いで消す
■ 正しい消し方
火のついたお線香の横を、上から垂直に真下へ、シュッと手を勢い良く下ろして消します。
正しい数珠の持ち方!
まず、左手に数珠のふさが手の外や下に来るよう持ち、手を合わせ、腰から下にさげないようにして、頭をさげます。
両手が入る数珠は、両手を入れて拝みます。
レンジでチンするお供え物!
お盆は、なにかと忙しいものです。
お供え物のおかず、煮物やあえ物などを作るのは大変ですよね^^;
そんな時に便利な、フリーズドライのお供え物が発売されていて、今人気だそうです^^
お供え物がレンジでチンしたり、お湯で戻したりするだけで、簡単に用意できる便利なセットです~♪
ご先祖さま お膳用 簡単精進料理 【お盆】【初盆】【新盆】【法事】【法要】【仏膳】 ●お仏壇・仏具の浜屋 |
※ 白飯は、ご自宅で用意してください。
一見、フリーズドライのお供え物をあげてだいじょうかと思いますが、マナー講師の方も問題ないと言っておられます。
最後に
来ていただいた、お坊さんに何をだしたらよいか、分からいと思いますが、冷たいお茶でいいそうです。
しかしお坊さんは、1日に何十件も回るためトイレに行きたくなるそうで、中にはオムツを履いておられるお坊さんもいるそうです。
ビックリですよね^^;
その事をお坊さんに聞いて見るのもいいかもしれません。