夏風邪が流行る時期は、5月~8月だそうです。
でもなぜ気温や湿度が高いこの時期に風邪をひくのでしょうか?
なぜ夏風邪は長引くのでしょうか?
色々と分からない事が多いですよね^^;
そこで今回は、冬の風邪と夏風邪の違いや長引く原因、治し方について調べてみました。
冬の風邪と夏風邪の違いは?
一言でいえば、ウイルスの種類が違います。
冬は乾燥する日が多く、乾燥を好むウイルスが繁殖しやすいのですが、夏は気温や湿度が高いので、種類の違うウイルスが繁殖しやすくなります。
夏風邪の代表的なウイルス!
- エンテロウイルス…腸内で繁殖しやすい
- アデノウイルス……のどや目に症状がでる
◆特徴は?
- 高温多湿を好みます
- 呼吸器や腸で繁殖する
- 子どもに感染しやすい
夏風邪ウイルスに感染する原因は?
- 夏バテによる食欲不振で栄養が十分とれていない
- エアコンによる室内と外の気温差で体力の低下
以上の要因などで、免疫機能が落ちて感染しやすくなります。
夏風邪の症状は?
- 咳
- 喉の痛み
- 発熱
- 下痢
- 頭痛
- 鼻水
などの主な症状があります。
夏風邪が長引く原因とは?
そもそも風邪にかかる主な要因に、免疫力の低下によってウイルスを排除できず風邪の症状が出てしまいます。
ですので免疫力を上げる必要がありますが、夏風邪の特徴、咳や下痢などの症状は、免疫力の回復を遅らせます。
- 咳……咳をする事で体力を消耗したり、寝不足になったりする
- 下痢…とった栄養が腸で吸収されず、下痢で出てしまう
なので肝心の免疫力が回復しにくく、結果、風邪が長引いてしまいます。
夏風邪の治し方は?
風邪のウイルスには特効薬がないので、落ちた免疫力を回復させる必要があります。
免疫力を回復する方法!
栄養バランスとれた食事をする
特に腸内環境を良くする発酵食品をとりましょう。
ヨーグルト、納豆、キムチなど整腸作用があり、免疫力が回復します。
睡眠を十分にとる
最低でも睡眠時間は、7時間以上とりましょう。
咳が止まらない場合は、咳止め専用の薬を服用して寝ましょう。
睡眠中は、できるだけ口呼吸をしない方がよいのですが、無理な人は念のためマスクをして横向きになって寝ましょう。
生活環境を良くする
家にいる時は、ウイルスの好む高温多湿を避ける必要があるので、エアコンで室温27℃くらいにしておきましょう。
でも、乾燥し過ぎるのも良くないので、夜はタイマーを使って適度に使用しましょう。
※ 一向に咳が止まらないときは、他の病気の可能性も考えられますので一度、呼吸器科の診察を受けてみましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
夏風邪は、普段から規則正しい生活やバランスのとれた食事を心がけていれば防げる病気ですので、日頃から気をつけるようにしたいですよね^^