彼岸花は、赤色のイメージがありますよね^^
ですが、他に白や黄色もあり、それぞれ花言葉があります。
あと、彼岸花には迷信や別名に、怖いものがたくさんあります。
そこで今回は、白い彼岸花の花言葉や迷信、別名について色々紹介します。
彼岸花について!
彼岸花は、元々は中国から伝わったと考えられていて、開花時期は9月中旬から末頃までです。
名前の由来は、お彼岸の頃に花が咲くことから「彼岸花」と言われています。
彼岸花といえば、田んぼのあぜ道によく咲いていると思いませんか?
それにはちゃんとした意味があって、モグラや虫などから田んぼを荒らされないよう、あぜ道に植えられています。
なぜ、彼岸花なのかと言うと毒を持っているからです。
モグラは毒がある彼岸花を嫌います。
でも彼岸花に毒があることが、モグラに分かっているのが不思議ですよね^^
たぶん目が退化した分 嗅覚が発達しているので、臭いで分かるのではないでしょうか!?
あと彼岸花は、毒を除去すれば食べられる事から非常食として持ち込まれたと言われています。
白い彼岸花の花言葉は?
彼岸花の花言葉ですが、色によって花言葉が違ってきます。
赤色の彼岸花
- 情熱
- 独立
- 再開
- 転生
- あきらめ
- 悲しい思い出
白色の彼岸花
- 思うはあなただけ
- また会える日を楽しみに
黄色の彼岸花
- 追想
- 悲しい思い出
- 深い思いやりの心
彼岸花の3つの怖い迷信!
面白い事に、彼岸花には主に3つの怖い迷信があります^^;
1. 彼岸花を家に持ち帰ると火事になる
赤色の彼岸花は、見た目が炎に似ている事から火事を連想させますよね^^
その事から彼岸花が家にあると、燃えて火事になると考えられていました。
2. 彼岸花を摘むと死人がでる
昔、遺体を土葬にしていた時代、モグラによくあらされていました。
そこで墓の周りに、毒のある彼岸花を植えてモグラを寄せ付けないようにしました。
その結果、彼岸花を摘んでいると遺体(死人)が出てしまうよ…と言う迷信が生まれました。
3. 彼岸花を摘むと手が腐る
これは彼岸花に毒があるので、触らせないようにするため「手が腐る」と言って、迷信として伝えられたと考えられています。
彼岸花の怖い別名!
彼岸花の別名の代表的なものに、曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ)がありますが、
これは「山口百恵」さんの歌にもありますし、よく耳にします。
曼珠沙華の意味は、サンスクリット語で「天上に咲く紅い花」で、良いことがある前兆と言われています。
しかし他には、
- 死人花(しびとばな)
- 幽霊花(ゆうれいばな)
- 地獄花(じごくばな)
と言う怖い別名があり、お彼岸の時期に墓地の近くに咲いている事からこう呼ばれました。
他には、
- 毒花(どくばな)
- 痺れ花(しびればな)
毒(アルカロイド)がある事からこう呼ばれていて、モグラやミミズ、虫に食べられないよう 毒を持つようになったと言われています。
他には、
- 天蓋花(てんがいばな)
- 狐花(きつねばな)
- 狐の松明(きつねのたいまつ)
花の見た目からこう呼ばれました。
天蓋は、天井から吊り下げる布が彼岸花に似ていたり、狐や松明(たいまつ)は、花が炎のようだと言う事です。
他に、花と葉が同時に出ないことから、
- 葉見ず花見ず(はみずはなみず)と言われています
- 捨子花(すてごばな)も花が咲く頃に葉がないため 葉(親)に捨てられた花と言われています
別名は各地方にあり、数をすべてあげると全国に1000以上になるとのことです。
彼岸花について最後に一言!
彼岸花はあまり良くないイメージや毒がある事から贈られるこはありませんが、
非常食や動物、虫よけに利用されていたり、花と葉が同時に無いなど、人の役に立つ個性的な花と言う事が分かりました。
あと、別名が多いのはそれだけ人と密接に関わっていた証拠だともいえますよね^^