春がきて、少しずつ気温も上がって薄着になる事もあると思いますが、外出時に紫外線対策をされている方は、まだそんなにおられないと思います。
しかし、紫外線の値は、すでに高くなってきています。
もしかしたら、日光に浴びた後で、皮膚に湿疹の症状はありませんか?
もしそのような症状があれば「紫外線アレルギー」の可能性があります。
そこで今回は、紫外線アレルギーの対策とは何か?症状や原因は何かを調べてみました。
紫外線について!
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-40uv.html
太陽から降り注ぐ日光は、
- 紫外線
- 可視光線
- 赤外線
に分けられていて、その紫外線(UV)にも、
- UV-A
- UV-B
- UV-C
に分けられています。
それぞれの紫外線の特徴は?
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-40uv.html
- UV-A
あまり大気による影響を受けずに地上に到達しますが、UV-Bほどの影響はありません。 - UV-B
成層圏オゾンでほとんどが吸収されます。
しかし、残ったものが人体に大きな影響をおよぼします。 - UV-C
全て吸収され、地表に到達できません。
オゾン層の破壊が、人体に有害な紫外線のUV-Bが増加します。
紫外線アレルギーの症状とは?
日光や日光の紫外線を浴びる事で、皮膚や全身に以下の症状がでます。
皮膚にでる症状
- じんましん
- 水ぶくれ
- かぶれ
- 赤く腫れる
- かゆみ
全身にでる症状
- 頭痛
- 発熱
- 吐き気
目にでる症状
- 腫れ
- 充血
目にでる症状は、すべて紫外線アレルギーとは言えませんが、紫外線が強い時期に限って症状がでる場合は、紫外線アレルギーの可能性がありますので早めに眼科で診てもらいましょう。
紫外線アレルギーは、4タイプあるアレルギーの中のI型アレルギーに属していて、花粉症と一緒で急に発症する事もある「即時型」になります。
紫外線アレルギーの原因は?
原因には、内因性と外因性によるものがあります。
内因性
紫外線アレルギーの原因は、遺伝が関係していると言われています。
人それぞれ紫外線に対抗する抗体の量があります。
しかし、過度に紫外線を浴びる事で、一定の抗体量を超えてしまい、アレルギーを発症します。
外因性
薬や日焼け止め、化粧品等を服用したり、塗ったりする事でその薬の成分の何かでアレルギーを発症します。
この場合は、少ない紫外線アレルギーの原因は紫外線で症状がでる事があります。
紫外線アレルギーの対策は?
紫外線アレルギーの対策は、紫外線を浴びないようにする事が大事なので、ここではその予防法を紹介します。
外出時
- 長袖を着る
- 帽子を被る
- 日傘をさす
- 日焼け止めを使用する
(外因性によるアレルギーの疑いがある場合は日焼け止めを使用しないでください) - 紫外線吸収材の入ってない化粧品を使う
在宅時
- UVカットのカーテンにする
- 窓に紫外線カットフィルムを貼る
最後に一言!
紫外線アレルギーは、急に発症する事があり、一度かかると治りにくいと言います。
なので、この時期は特に普段から紫外線に不必要に浴びないよう、予防対策をしておく事が大事でしょう。
もし紫外線アレルギーの症状が酷い時は、すぐに皮膚科で診てもらいましょう。