半夏生(はんげしょう)は、昔の農家人が田植えの目安にするための暦日で、雑節の一つです。
その半夏生の日に地方によって、タコを食べる習慣があるそうです。
田植えは陸で行われる作業ですが、なぜ海のタコを食べるのでしょうか?
その理由とは何か?
それと、半夏生の日に作ろう!タコの簡単レシピも紹介します~♪
半夏生にタコを食べる理由とは?
半夏生の日にタコを食べる習慣が、関西地方にあるそうです。
それは何故なのでしょうか?
それには、2つの理由があるとされています。
- ひっつくと離れないタコの足のように、稲の根も大地に根づきますように。
- 等間隔にいっぱいあるタコの吸盤のように、いっぱい稲が実りますように。
などの説があります。
梅雨の影響もまだあるこの時期に、雨で大事な稲や土が流されないようにと願ってタコを頂いたのかもしれませんね^^
タコは、タウリンがある食材と知られていますが、タウリンには疲労回復の効果があります。
昔の人は、田植えの疲れた体に良い物を、自然に身についていたのかも知れませんね^^
なので、今度の半夏生の日にタコを食べて見るのはどうでしょうか?
と言うことで、次に簡単にできるタコのレシピを紹介します。
半夏生のタコの簡単レシピ!
3種類のタコの簡単レシピを紹介します。
タコ飯の簡単な作り方!
【材 料】(4人分)
タコ : 200g
お米 : 2合半
だし汁 : 2合半分
(市販のだしでも可)
砂糖 : 適量
醤油 : 大さじ1~2
酒 : 大さじ1
【調 理】
- お米は洗って水気を取っておきます。
- ヌメリをとったタコを食べやすい大きさに薄切りする。
- 炊飯器の釜に、お米、だし汁、タコを加え混ぜておきます。
- 炊飯のスイッチを入れます。
- 炊けたらすぐかき混ぜて蒸らしておく。
- 盛り付けて出来上がり!
タコの酢の物の簡単な作り方!
【材 料】(2人分)
茹でたタコ : 50g
きゅうり : 1本
乾燥わかめ : 適量(お好みで)
合わせ調味料
お酢 : 大さじ2
砂糖 : 大さじ1
粉末だし : 5g
【調 理】
- きゅうりをスライサーなどで、薄く輪切りにします。
- きゅうりに塩をふり、水気を切っておきます。
- 乾燥わかめは、水で戻し、水気を切っておきます。
- タコを食べやすい大きさに切ります。
- ボウルにきゅうり、わかめ、タコ、合わせ調味料を加えて混ぜる。
- 盛りつけて出来上がりです。
簡単!半夏生?タコとちくわのピリ辛和え
⇒ レシピはこちら
味付けは、豆板醤と白だしを和えるだけの簡単レシピです。
お酒のお供にも合います。
まとめ
関西地方に、半夏生にタコを食べる風習があります。
その理由は、タコの足と吸盤に秘密がありました。
- タコの足のように、しっかり大地に稲の根をはる。
- タコの吸盤のように、いっぱい稲が実る。
あと、半夏生の日に簡単に調理できるタコのレシピを紹介しました。