毎年、3月頃から花粉の飛散が多くなって来ると鼻水、鼻詰り、目の痒み、くしゃみなどの症状が出てきます。
でも、中には発熱や寒気などの症状を引き起こす人もいるそうです。
このような症状の原因はなんでしょうか?
風邪とどう違うのでしょうか?
花粉症による微熱はどう治せば良いのか、気になって調べてみました。
花粉症が発熱や寒気の原因なの?
通常、花粉症の主な症状といえば、鼻水、鼻詰り、目の痒み、くしゃみなどです。
でも、花粉症でも発熱や寒気がの症状あるそうです。
花粉の飛散が多くなってくる3月頃はまだ寒いので、発熱や寒気があると普通は風邪だと思いますよね。
発熱や寒気の原因は、完全に証明されたわけではないですが、その理由はいくつか考えられます。
通常、風邪の場合は体内に入ったウイルスを排除しようと体温を上げて退治しようとします。
花粉の場合も同じで、体内に入ってきた事による過剰な防衛反応が働き、熱がでてしまいます。
つまり、体が花粉をウイルスと勘違いして風邪と同じ反応が体にでるということです。
本来は花粉が体内に入っても熱がでる事はないのですが、人によって花粉症の症状が、違うかたちで出てきます。
大体の花粉症の方は、鼻や目に入った花粉を異物として認識して、それを排除しようとして鼻水やくしゃみなどが、主に首から上にでる症状ですが、人によっては体全体に起きるということです。
それと鼻詰りによる脳の酸素不足で頭痛や発熱の症状がでてきます。
それでは、花粉症と風邪の違いはあるのでしょうか?
風邪だと勘違いをして病院にいく場合もありますから、違いについて見てみましょう。
花粉症と風邪との違いは?
風邪だと思っていたら、花粉症による場合もあるという事でしたが、花粉症によって免疫力が低下して、風邪をひく場合があるそうですので、風邪と花粉症の違いを見極める必要があります。
花粉症と風邪の症状が同じ鼻水には違いがあります。
- 風邪の時の鼻水は黄色で粘り気があります
- 花粉症の場合は透明でサラッとして水っぽいのが特徴です
あと、風邪の症状に無いものに、目の痒みがあります。
風邪は1週間くらいで治りますが、花粉症は1週間以上と言うか花粉が飛散している期間までつづきますので、いつまでも風邪の症状がつづく場合は、花粉症の可能性が高いでしょう。
発熱に関しても花粉症による場合は、微熱程度で高熱になることがないそうです。
なので、熱が38度以上でる場合は、花粉症より風邪の可能性が高いですから病院で診てもらいましょう。
花粉症による発熱でいく病院は何科?
先ほど記述したように、花粉症の場合は微熱程度で高熱になることがありません。
なので、高熱の場合は、内科で診てもらいましょう。
それ以外で、微熱が1週間以上続くようだと花粉症による症状が考えられますので、まず耳鼻科にいって診てもらいましょう。
花粉症の微熱対策は?
一番は病院で診てもらうのがいいのですが、それが無理な人には、花粉症による発熱や寒気は、アレルギー反応がもとで引き起こされた可能性がありますので、アレルギー専用鼻炎薬などの市販薬を服用することで、症状を抑える効果が見込めます。
おすすめの市販薬に「アレグラFX」というのがあります。
この薬の効果は、1日2回の服用で、24時間効きます。
副作用の症状である眠気を催しにくくなっていますので、車を運転する人には特におすすめです。
※ 注意として、他の薬を服用している方は、成分によっては副作用や相互作用をともなう恐れがありますので、薬を使用される際は薬局の薬剤師などに相談しましょう。
花粉症対策に効果的な食べ物は?
そもそも花粉症は免疫の異常によって発症します。
その免疫は腸内環境と大きく関係していますので、腸内環境を整えることで花粉症の症状を改善したり、予防できます。
逆に、刺激のある食べ物(わさび、とうがらし)などは、炎症を助長しますので避けるようにしましょう。
まとめ
どうでしたでしょうか?
花粉症の発熱や悪寒が風邪の症状と似ていますが、微妙に違うところがありますから、風邪だろうとすぐ判断せずよく考えて対処しましょう。
総括しますと、花粉症による発熱や寒気は、主にアレルギーによる過剰な反応が原因です。
風邪との違いは鼻水、熱、に違いがありました。
花粉症による発熱や悪寒の対処法は、アレルギーの過剰反応が要因なので、アレルギー反応を抑える薬が効果的です。