身近なオシャレとしてすでに認知されているピアスですが、その半面トラブルも珍しくありません。
ここでは、知らないと危険!
ピアスの穴から病気につながる、危ない7つの症状について解説します。
ピアス穴の危ない7つ症状!
ピアスの穴から病気につながる7つの症状とは?
ピアス穴の細菌感染
症状
- ピアス穴のまわりが赤く腫れる
- 汁が出る
- 痛み、痒み
原因
ピアスの付け替えといったケースで起きてしまった傷口から、細菌感染を招くことに繋がります。
治療法
- 感染が起こる原因に陥ったピアスを外し、よく洗浄する
- 塗り薬や飲み薬を処方してみる
- 酷い時は、皮膚科などで診てもらってください
金属アレルギー
症状
- 痒みや赤く腫れる(炎症)
原因
金属アレルギーというのは、発汗などによってイオン化した金属物が皮膚に吸収されて、アレルギー反応を引き起こすことです。
ピアスをあける際に傷口に金属が直に接触するため、金属アレルギー(アレルギー性皮膚炎)を引き起す確率が高いと言われています。
一度アレルギー反応を発症させると、その金属に体が反応し易くなります。
対処法
ネックレスやブレスレットなど、これ以外の部分で金属アレルギーが起きた事がある人は、ピアスはあけない方が望ましいです。
金属アレルギーの症状があるが、どうしてもピアス穴をあけたい時は、アレルギーを引き起こし難いと言われるチタン製のピアスがオススメです。
あと、パッチテストを行ってみてもいいでしょう。
ピアスヘッド・キャッチ埋没
症状
最初は皮膚に湿疹が出ることから始まり、順々に赤くただれた皮膚から汁が出てくるようになります。
その後、ついにピアスヘッド又はキャッチ部分が耳たぶに埋まってしまう。
原因
- 寝る時もピアスを外さずつけている人
- 皮膚炎が続きピアス穴が柔らかく変化した人
- 自身の耳たぶの厚さよりも短目の軸のピアスを使用した人
- 耳たぶとキャッチの間に余裕が充分でなかった人
対処法
耳たぶを圧迫しすぎることがよくありません。
耳たぶの厚い方は、自身の耳たぶの厚さに適した軸の長いピアスをセレクトし、
キャッチと耳たぶの間にすこし余裕がある状態にするように注意してください。
外傷性耳垂裂
症状
- ピアスの穴が重力方向に少しずつ伸びて行き、進行すると穴が細長くなり、最後には切れてしまいます
- ほとんどは数週間~数ヶ月にかけてだんだん裂けていくようです
原因
- 衣服を脱ぐ時や頭髪をシャンプーしている時などに、ピアスを引っかけて一瞬のうちに切れてしまう
- 大きい、重い、それに、ぶら下がりタイプのピアスを継続的に使用するとき
- ピアス穴が長期間ジュクジュクしているとき
- 開けた穴が下すぎたとき
治療法
一旦さけてしまうと自然治癒する事はないので、形成外科で治療をしてもらいましょう。
手術の場合、局所麻酔で15分程度だそうです。
ピアスによるケロイド
症状
- 痒みや痛み
原因
耳たぶはケロイドが出来易い部分の一つです。
あと、身体のほかの所にすでにケロイドがある人は、ピアスをあけると高い確率でケロイドを引き起こします。
治療法
ケロイドが小さい間は、圧迫やステロイド注射などによる保存療法でカバーできますが、ケロイドがでっかくなり、耳たぶが歪みを引き起こしたときは手術が必要です。
耳のアテローム
症状
皮膚の下側に袋状の吹出物ができて、表層からしこりという形で表れます。
体中いたる所で表れますが、ピアス穴や耳たぶの裏にも度々できます。
ひと度できると自然になくなることなく、だんだん拡大して行き、化膿したのち皮膚が破ける可能性もあります。
原因
アテローム自体ができる原因は分かっていませんが、耳たぶの裏側やピアス穴にでき易い傾向があります。
治療法
- 炎症が見られれば抗菌薬や鎮痛剤を投与します
- 化膿しているのであれば、膿を抜き出す処置をする
- 炎症もしくは化膿がなくなったら手術
ピアストンネル穿孔
症状
- 目的と違う形で付いた穴ですので細菌に感染したり、他の病気につながる可能性があります。
原因
ピアス穴は、あけて穴が完全にできあがる迄に、普通 最低限1~2ヶ月の期間が必要です。
ところがピアス穴(トンネル)ができあがる前に、ピアスを付けようとすると、入口はトンネルから入っても、うまく出口から出せずピアス穴を突き破ってしまうことがあるのです。
予防対策
ピアス穴ができあがるまで充分に日にちを置き、途中でファーストピアスを外さない。
ピアスの取り替えは細心の注意を払って実践することが肝心です。
まとめ
ある化粧品メーカーの調査によりますと、20代女性の50%以上がしていると言われてるピアス。
しかし、ちゃんとケアをしてないと、ピアスの穴から病気につながるかもしれませんよ^^;