「A4サイズの封筒を輸送したいんだけど、いくらの切手を貼るのが正解?」
日常、ほとんど経験しないので、もしもの時に戸惑いますよね。
就職の面接より先に、履歴書や経歴書を送付する必要がある場合、いくらの切手を貼れば良いのでしょうか?
今回は、A4サイズの封筒の切手代で履歴書送付の場合、郵便料金はいくらになるのか調べてみました。
A4サイズの封筒の切手代!
何はさておき、A4サイズの文書がすっぽり収まるものは、
角型2号といった規格の封筒だということですね。
ここへ輸送したい書類を挿入するのですが、このような角型2号の封筒だとしたら、
定形外郵便物(規格内)といった扱いになるということです。
そのうえでコンテンツがA4書類1枚、とかA3の2つ折りの履歴書1枚くらいでしたら、
切手代は120円~140円くらいでしょう。
それでは、120円~140円ってどういった違い…というポイントをかみ砕いて説明します。
角型2号の定形外郵便物(規格内)について
はがきとは異なる手紙や封筒については、第一種郵便物と言われます。
その内でも送る郵便物の規格で
- 定形郵便物
- 定形外郵便物(規格内)
定形外郵便物(規格外)
に分けられています。
しかもこの郵便物の重さに応じて細く金額が定められています。
種 類 | 縦 | 横 | 厚さ | 重さ |
定形郵便物 | 14cm~23.5cm | 9cm~12cm | 1cm | 50g |
定形外郵便物(規格内) | 14cm~34cm | 9cm~25cm | 3cm | 1kg |
定形外郵便物(規格外) | 14cm~60cm | ※別記 | ※別記 | 4kg |
※ 縦+横+厚=90cm
この度の角型2号のサイズというと、
横24cm、縦33.2cmとなるので、定形外郵便物(規格内)になります。
なお、定形外郵便物(規格外)は、一辺の長さが
34cmを上回るタイプや、厚さや重さが規格外の郵便物の際に選択されます。
それでは定形外郵便物の料金表について紹介します。
※2019年1月現在
定形外郵便物(規格内)
重量(封筒込み) | 料金(切手代) |
50g以内 | 120円 |
100g以内 | 140円 |
150g以内 | 205円 |
250g以内 | 250円 |
500g以内 | 380円 |
1kg以内 | 570円 |
2kg以内 | 取り扱いません |
4kg以内 | 取り扱いません |
定形外郵便物(規格外)
重量(封筒込み) | 料金(切手代) |
50g以内 | 200円 |
100g以内 | 220円 |
150g以内 | 290円 |
250g以内 | 340円 |
500g以内 | 500円 |
1kg以内 | 700円 |
2kg以内 | 1,020円 |
4kg以内 | 1,330円 |
こういったように重量や規格に応じて切手の必要な金額が違ってきますが、
距離に従って金額が変動するわけではないですので、
それにつきましては納得しやすい料金となっています。
都内から北海道へ配送しても、大阪へ輸送しても変わりません。
あくまで重さで違ってきます。
なお、定形郵便物は、
- 25g以内 … 82円
- 50g以内 … 92円
となります。
料金が120円~140円については?
切手の必要な金額が120円~140円としたのは、角型2号をに書類を含めて送る際、
ジャスト50gという点がどっち付かずの重量になってしまうんです^^;
ノーマルな履歴書の書類1枚+角型2号封筒だけだと50gに収まると思いますが、
折れ曲がりや水濡れ防止に、厚紙やクリアファイルを同封してしまうと、重量を少々疑いたくなると思います^^;
ということで、この機会にこちらで量ってみようと思います。
紙のような薄っぺらい物は、調理用の1g単位まで量れるものでOKです。
そのうえで1つ1つをはかりに乗せると、
- A3の2つ折り履歴書 … 10g
- 角型2号の封筒 … 14g
- クリアファイル … 23g
- 厚紙 … 43g
になりました。
取り合わせによっては、50gくらいのどちらとも言えない重さですね。
なお、あくまでも私の私物を測ってますので、用紙の素材や同封する物によって違いがあると想定されますので、参考程度にしてください。
履歴書をA4封筒で送ろうともなると、こうしたどっち付かずの重さになる場合がありますので、120円~140円と記載しました。
当たり前ですが更に重くなればその分料金が高くなりますから注意してください。
それでは、もし投函した郵便物の切手の料金が足りない時はどうなるのでしょうか?
切手の料金不足の場合は?
もしも封筒に貼付した切手の料金が不足していた場合って、どうなってしまうのでしょうか。
原則的には、後ろに記載された差出人の所へ料金不足のため返送されてしまいます。
このようなケースでは、足りない分をプラスしてもう1度発送することが必要になるます。
しかし、差出人の住所や名前を記入し忘れていたり、住まいとは管轄の異なった場所から発送した際など、
差出人へ返送が難しい状況では、そのまま配送されていくようです。
ただしこのようなケースでは、その不足分は受取人に請求がいってしまいます。
要するに受け取る側が不足している金額を支払うことに…。
でも、受け取りを拒絶されると、再び返送され当面の間保管された後、廃棄されるでしょう。
そうならないよう、投函する前に住所、氏名の記入漏れがないか確認してください。
不安なら郵便局の窓口で!
どうしても確実に送りたい時は、お近くの郵便局の窓口に直接A4の封筒を持っていき
「普通でお願いします」と言って出せば、あちら側で重さを量ってくれ、あとは提示された料金を払うだけで終了です。
切手も前もって貼る必要はありません。
あと、郵便局には ほとんどのりやテープも用意されてますから閉じて行かなくても大丈夫です。
しかし、順番待ちの受付シートを取る必要があり、混んでる時は、封筒を閉じる前に受付シートをとっておきましょう。
郵便局の手続きの流れ
- ご自身の番号を呼ばれたら、窓口の人に郵便物を提出します
- 次にA4の郵便物の重さを量ってくれます
- 量かり終わりましたら、局の人が重さにみあった切手を貼ってくれます
(ご自身で貼る必要はありません) - 貼り終ったら料金を指定されますので、支払って(おつりをもらう)終了です
手続き自体はすぐに出来ると思います。
重要で確実に送りたい時におすすめです。
オプションで配達日時の指定や、郵便の引き受けや配達完了を記録を付けたりもできますよ。
最後に
切手の料金っていうのはいつも利用してないと、いざ使用するときに、あっているのか自信が持てないんだよね。
念のため高めの料金を貼っていれば、多い分でしたら確実にして届けてくれるでしょうが、出来ることなら正規の価格で使いたいですもんね^^;
もし、A4サイズの封筒に貼る切手の料金に悩んだ際は、この記事が少しでも役に立つ事を願っています。