毎年、冬が近づくと日本でもPM2.5の発生濃度が上がってきます。
それは中国からの工場のばい煙、自動車などによる排気ガスに加え、石炭や練炭を燃料とする暖房器具が主な原因です。
しかも、十分な環境設備がないうえに、安価なガソリン屋や石炭を使っているのでNOXやディーゼル粒子などの物質が多量に空気中に拡散されます。
なので、離れていても少なかれ影響がありますよね^^;
でも、そのPM2.5の発生状況が分かればそれなりの対策もできます。
今回は、日本全国のPM2.5予報がリアルタイムで知る事ができて、影響のあるレベルになると知らせてくれる方法を紹介します。
PM2.5予報をリアルタイムで知ろう!
今現在のPM2.5 状況を見るには?
PM2.5予報については、
⇒ PM2.5まとめが日本全国のPM2.5の発生状況を発表しています。
このサイトは、リアルタイムのPM2.5速報値や予報を見ることができます。
私も外に出かけるときは、このサイトを参考にしています。
特に全国の濃度情報が見れるところがいいですし、動画で見れるので大体の目安にもなります。
また、注意喚起レベル85超があった場合にTwitterでお知らせしてくれるので、
特に気になる方は、フォローしてみてくださいね^^
次に、PM2.5による人体への影響について紹介します。
PM2.5による人体への影響は?
上の図を見ても分かる通り、PM2.5は、
直径2.5μm(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分の1)です。
PM2.5の粒子は、大きさが非常に微細ため、肺の奥まで入り込み、
ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系や循環器系疾患などの発症のリスクを上げめます。
なので、ぜんそく持ちの方やアトピー性皮膚炎の方は、もっと症状が悪化する傾向がありますので注意が必要です。
あと、呼吸器系や循環器系の持病をもたれる高齢者や子ども、心肺疾患者などは影響をうけやすいそうで、肺がんに発症するリスクも上がります。
昔は日本でもPM2.5が多かった?
昔は日本でも高度経済成長期、特に1960年代から約10年間はひどかったようで、
四日市市のぜんそくが問題になって、全国的に大気汚染による「公害」が深刻な社会問題として取り上げられるようになりました。
でも当時は、PM2.5という言葉自体ありませんでしたが、中国で問題視されたことで話題になりました。
日本も、あんまり中国ことを言えませんが、国土の規模が全然違うので影響が大きいですよね^^;
PM2.5の対策は?
PM2.5の主な対策にはこの4つが考えられます。
- マスクを使用する(もっと防ぎたい方はPM2.5専用マスク)
- 外出を出来るだけ少なくする(特に屋外での激しい運動など…)
- <窓の開閉時間を少なくする
- 空気清浄機を使用する
何と言っても粒子が微細なため普通のマスクだとある程度の効果は期待できますが、完全にフィットしている分けではないので、完璧ではありません^^;
もっと防ぎたい人はPM2.5を通さない専用のマスクを使用する必要があります。
屋外での活動も状況によっては控えるようにして、激しい運動などは特に気を使いましょう。
特に呼吸器系や循環器系の持病をもたれる高齢者や子ども、心肺疾患者などには気を使いましょう。
窓の開閉時間も予報を参考にして実行するのもいいでしょう。
家の中での対策として、最近では高性能の空気清浄機も出ているようなので、用途を確認して活用してみるのもいいと思います。
PM2.5のまとめ
最近テレビやニュースでPM2.5の事が多くなり心配な部分もあります。
中国に対しては、仕方がないにしても何らかの対策はしてほしいですよね^^;
しかし、日本のPM2.5濃度の年間平均値は減少傾向にあるらしいのでそれほど過度に心配する必要はないのかと思いますが、
身内に呼吸器系や循環器系の持病をもたれる高齢者や小児、心肺疾患者などがおられる場合にはすこし注意した方がいいでしょう。