夏のお休みに、新盆見舞いに招かれる場合があると思います。
しかし、お伺いするにあたって、知っておきたいマナーやしきたりがありますよね^^
知らないで恥をかかないよう頭に入れておきましょう。
そこで今回は、新盆見舞い持参する贈り物(お供え物)は何があるのか?
新盆見舞いのお札の入れ方や相場について紹介します。
新盆見舞いの贈り物(お供え物)とは?
生前お世話になった故人を偲んで、新盆見舞いの贈り物を送られる方もおられると思います。
近親者は、盆提灯などを贈られると思いますが、一般的にはどんなお供え物を送るのでしょうか?
お線香
お仏壇で使いますので、よく贈られる定番の贈り物になります。
しかし、あまりに定番過ぎて、必要以上にもらい、困っておられる方もいるそうです。
なので状況によっては、お菓子や果物の方が喜ばれるのではないでしょうか?
お 花
お仏壇や墓前にお供えする花を、贈ることで供養の気持ちを伝えます。
お盆の花には、特別な決まりがないので、菊の花にしないとダメ…と言う事はないそうです。
ですが、あまりに派手な色の花は遠慮しましょう。
フラワーアレンジメントをギフトで贈られる方も多いそうです。
お菓子
わたし的には、おすすめの贈り物です。
あとで、身内で分ければいいので、たくさん貰っても困らないと思います。
できれば、日持ちする物を選びましょう。
果 物
果物も贈り物の定番の一つです。
フルーツのかご盛りや缶詰のセットが人気です。
新盆見舞いの贈り物の相場とは?
故人との親密さにもよりますが、
通常は、3000円~5000円です。
必要以上に高い物を贈ると、もらう側も気をつかってしまいますので、値段より何が喜ばれるかを重点に決めましょう。
御供物には通常、外のしをつけるようにしてください。
新盆見舞いの香典(不祝儀)は?
新盆見舞いには、香典(不祝儀)を持参します。
香典とは、亡くなった方への供養の気持ちを表わします。
主に、現金を香典袋(不祝儀用ののし袋)に入れ、線香や供花代として持参します。
のし袋の書き方(選び方)は?
表書きに「御仏前」「御佛前」「御供物料」と書かれた物を選ぶか、書くようにしましょう。
水引の選び方!
水引は、不幸が二度あってはいけない、と言う事から結び切りを使用します。
色については、黒白や双銀、藍銀、黄白を使います。
これは結婚や弔事、病気、災害見舞なども同じですので覚えておきましょう。
あと、包む金額に見合ったのし袋にするようにしましょう。
新盆見舞いの金額相場は?
故人との関係性によって金額も変わってきます。
一般的には以下のようになります。
- 親族参加は …1万~2万円
- 親族以外は …5千~1万円
(法要に招かれた場合は 1万円) - 夫婦参加は …2万~3万円
注意として、相手に気を使わせない金額にしましょう。
新盆見舞いのお札の入れ方は?
お札の入れ方については、次のマナーがあります。
- お札の向きは、のし袋の表書き側にお札の裏(人物がない側)が来るように入れます
- お札の上下は、お札を横にしたときに右側が下に来るように入れます
- お札を2枚以上入れる場合は、お札の向きを揃えて入れます
- 新札は使わないようにしましょう
(準備してたかのように思われます)
どうしても新札しか無い場合は、横半分に折り目をつけてください - 逆にお札が、汚れていたり、破れていたり、しわの多いお札も失礼になります
- お札の枚数で、4や9などはやめましょう
(死や苦を連想させてしまう)
新盆見舞いに一言!
いかがでしたでしょうか?
地域や宗派によって少し違いがありますが、根本的な事は同じなので参考にしてみてください。
新盆は、通夜や葬儀と違って、来られた方々と故人を偲び、思い出話などで楽しく過ごす事が一番の供養だそうです。