夏のお休みにお盆がありますが、その時期に新盆見舞いがありますよね。
皆さんの中に、新盆見舞いに招かれた方もいると思います。
新盆は、特にていねいに供養をすると言われていますので、伺うにあたって失礼がないようにしたいものですよね。
今回は、その新盆見舞いの時期はいつなのか、挨拶の言葉とは何が良いのかについてまとめてみました。
新盆見舞いとは?
新盆(初盆)とは、亡くなられた方の初めて迎えるお盆になります。
なので新盆見舞いは、故人と生前親しくされていた方々が、新盆に招かれた際に、供養の気持ちとして贈り物をします。
亡くなった方の近い親族からは、盆提灯を贈る事もありますが、通常は供花やお線香、御仏前などを贈って、供養の気持ちを伝えることが一般的です。
新盆見舞いの時期はいつ?
皆さんは故人の新盆が、今年なのか翌年になるのか迷った事はありませんか?
故人の新盆を迎える一般的な時期については、忌明法要(四十九日法要)が、お盆に入る8月13日 前か後で変わってきます。
8月12日までに、終わっているとその年に行われますが、それ以降は翌年になります。
分かりやすく言うと、
「6月26日以降に亡くなった方は翌年になります」
新盆見舞いに行く日は?
迎え日(盆入り)の8月13日、14日、遅くても15日までには伺いましょう。
場合によって8月10日〜12日に伺ってもいい所もありますので、確認するようにしてください。
新盆見舞いの挨拶とは何が良いの?
新盆見舞いの挨拶は、普段から緊張せず、すらっと言えれば自信もつきますので、ぜひ覚えておいてください。
今回は、一般的な新盆見舞いの挨拶の例を紹介します。
仕事関係や遠い間柄の場合!
この度は、○○さんの新盆の供養にお招き頂き、ありがとうございます
お焼香させていただきます
- 天候が雨の場合は「お暑い中お疲れ様です」は入れない方がいいでしょう。
- ○○さんは、取引先だと○○様になります。
葬儀の挨拶のように、お悔やみの言葉を言う必要はないので、お招き頂いた感謝を言葉にして述べましょう。
親しい間柄の場合!
ご供養にまいりました
お線香をあげさせて頂きます
手短な挨拶でも親しい間柄なので失礼にならないようです。
もちろん、どれくらの間柄かにもよって違いますが、共通して言えるのは、相手に対しての気遣いや故人を偲ぶ気持ちが大切です。
新盆見舞いについて最後に一言!
ここでは、基本的なものを紹介しましたが、細かい違いについては、あらかじめ調べたり、詳しい人に聞いて確認しておきましょう。
新盆見舞いの挨拶は、緊張して言葉が出なくならないよう、何回も口に出して練習して行きましょう。