カブトムシを飼う時に必要なものが餌ですよね。
ペットショップでカブトムシを買うと一緒に購入されると思いますが、
捕りに行ったり、もらったりして飼う人は餌を用意しなければいけません。
くだものや市販の餌でもいいですが、自分で簡単に作ることもできます。
飼育用の木に塗って与えれば、自然の状態で食事観察できますのでおすすめです。
と言うことで今回は、カブトムシの餌の作り方とおすすめのエサについて紹介します。
カブトムシのおすすめのエサは?
カブトムシに良いおすすめの餌を紹介します。
昆虫用ゼリー
昆虫用ゼリーは、カブトムシに必要な栄養が入った専用の餌で、
お店で簡単に買えますので一番のおすすめです。
果物と違って日持ちもしますし、一つづつパックされていますので衛生的です。
種類も豊富ですが、大まかに2タイプに分かれています。
- 黒糖ゼリー : 透明
- 高タンパクゼリー : 白色
1袋に10~50個くらい入っていて減り具合にもよりますが、
基本2~3日に一回交換するのが良いそうです。
昔はカブトムシの餌といえばスイカが定番でしたが、
水分が多いので下痢をするそうで、あげてはいけない餌になっています。
バナナ
人間もマラソン大会などで、エネルギー補給に食べるくらい
栄養素が多い食材ですので、カブトムシにもおすすめです。
水分も少ないので飼育ケース内が汚れにくく、カブトムシの下痢の心配もありません。
りんご
バナナほど高エネルギーではないですが、おすすめの果物です。
無農薬のリンゴがおすすめですが、それ以外の場合は良く洗って、
適度な大きさにカットし、皮を下にして与えましょう。
□ 注意点は?
基本的にスイカやメロン、きゅうりなどの水分が多い果物や野菜は与えないようにしましょう。
夏場の果物は腐りやすいので、カブトムシがお腹を壊さないよう気をつけましょう。
カブトムシの餌の作り方は?
カブトムシの餌は割りと簡単に作ることができます。
カブトムシ採集に必要な、トラップ用の餌としても使えます。
□ 材料
水 : 1カップ
黒砂糖 : 100g
焼酎 : 100ml
ハチミツ : 大さじ2
□ 作り方
- 適度な大きさの鍋かフライパンで、水と黒砂糖を焦げつかなよう気をつけて煮詰めます
- 水分が飛んで、とろっとしてきたら焼酎とハチミツを入れて良くかき混ぜます
- 常温で冷まして出来上がりです
◆ 飼育用の木に塗ったり、小さい容器に入れて与えてください。
昆虫ゼリーの作り方!
卵の空き容器を使って昆虫ゼリーを作ってみよう!
□ 材料
- 水かジュース : 200cc
- 黒砂糖 : 100g
- 粉ゼラチン : 5g
- ジャム : 大さじ1
- 卵の空き容器(プラスチック製)
□ 作り方
- 鍋に水かジュースを入れ、60℃くらいに温める。
- 温まったら黒砂糖を入れてよく溶かしておく。
- 再度50~60℃に温め、粉ゼラチン少しずつ加えよく溶かします。
- 全体がよく混ざったら、ジャムを加えてよく混ぜる。
- 卵の空き容器に流し入れ粗熱をとたあと冷蔵庫で冷やします。
- ゼリーが固まったら出来上がりです。
◆ 使用する際は、容器をはさみで1個づつ切り分けてあげましょう。
カブトムシの餌の与え方!
果物の餌は傷み易いので、ほっておくとコバエが発生しますから
こまめに取り替えるようにしましょう。
カブトムシは夜行性で、暗い方が食事するのに適していますので、
夜になったら暗い場所に置くようにしましょう。
あと、餌は暗くなる頃に与えて気温が高い時に外しておけば、
餌も日持ちしますし、衛生的にも良いかと思います。
カブトムシは餌によってあまり食べないのもいますので、
色々な餌を与えてみて好みの餌をチェックしておきましょう。
最後に一言!
どうでしたでしょうか?
おすすめの餌は、昆虫ゼリー、バナナ、りんごでした。
手作りの餌は木に塗って与えますので餌が古くなったら
木ごと洗って乾かした後、新しい餌を塗りましょう。
カブトムシは寿命が短い生き物なので、
できるだけ良い環境をつくって長生きしてもらいましょう。