花粉症の方がコンタクトを着用していると、目がゴロゴロしたり、充血、痒み、痛みを多く感じることがあります。
裸眼のときより、コンタクトをしているときにその症状が多くでるのは何故なのでしょうか?
そこで今回は、花粉症でコンタクト着用時に目がゴロゴロしたり、充血、痒み、痛みの原因とは何か?
またその予防と対策は何かを調べてみました。
花粉症でコンタクトした目が痛い原因は?
通常裸眼のときは、目に花粉などの異物が付着すると涙によって外に流れでます。
しかし、コンタクトは花粉がレンズがくっつきやすい性質があるので、花粉が外に流れにくくなります。
そのため、花粉の飛散が増えてくる時期にコンタクトをされている方は、花粉がコンタクトレンズに付着するので、メガネ着用の方や裸眼の方よりも花粉症の症状が強くなります。
そうなると、目がゴロゴロする違和感があり、痒くなり目を無意識にこすってしまい充血や軽い炎症をして、痛みも感じるようになります。
他に、スマホなどの普及により、ドライアイになる人が増えてきて、乾燥した眼球に花粉が付着しすくなっています。
そこにコンタクトを着用して目が痛いくなる可能性もあります。
そのままなにか対策をしないと眼球に傷がついてさらに症状は悪化していきます。
それではどうゆう対策があるのでしょうか?
花粉症でコンタクトした目の痛み対策は?
主な3つの目の痛み対策を紹介します。
1. メガネにする
一番のおすすめは、花粉の飛散が多い時期はコンタクトをやめて、メガネにするです。
メガネすることで、花粉が目に入りにくくなり痒みや痛みの予防になります。
でも、自分に合う度数のメガネを持ってない方は、コンタクトをして度のない伊達メガネをかけることでも予防できます。
伊達メガネなら100円ショップにもあると思いますので安く抑えることもできます。
もっと予防したい方は、花粉症対策用のメガネだと効果が大きいでしょう。
最近では需要があるのでしょうか?
オシャレな物も多いそうなので、女性の方はうれしのではないでしょうか。
2. ワンデーコンタクトにする
メガネ自体したくないという方は、コンタクトをワンデーにするというのはどうでしょうか?
すでにワンデーを使用している方は別ですが、それ以外の方は、花粉が多い時期だけワンデーの使い捨てコンタクトにすることで、毎日きれいな状態で使用できるので痒みや痛みが軽減できます。
少し割高ですが、症状が悪化して余計な出費がかかるよりはいいのではないでしょうか。
3. 目薬を点眼する
目薬を点眼することで症状を抑えることができます。
しかし、この場合は眼科に行き目薬を処方をしてもらう事をおすすめします。
市販薬は症状によって合う目薬も違いますので、せっかく買ったのに無駄になることもあります。
どうしても市販の目薬を使用したい方は、コンタクト着用者用の目薬がありますから、まず薬局の薬剤師に相談して見てください。
花粉症でコンタクトした目の痛みの予防は?
先ほど説明したように、通常は涙によって流れる花粉が流れにくいのは、目の乾燥が考えられます。
その乾燥で、花粉が眼球に留まりコンタクトを着用することで痛みが出てきます。
それを回避するには以下のような予防が必要です。
室内の保湿
室内の暖房器具などによる乾燥も原因の一つです。
それらによりドライアイにもなりやすくなりますので、加湿器などで室内を保湿して予防しましょう。
目を休ませる
最近はパソコンやスマホなど、目を無意識に酷使しているケースもありますので、定期的に目を休ませる必要があります。
例えば、少しでも空いた時間があれば目を閉じたり、目薬を差したりして少しでも目のケアを心がけましょう。
睡眠時間を増やすのもいいと思います。
眼科で検診する
もしかしたらドライアイになっている可能性もありますので、一度眼科で診てもらうことで、症状がひどくなる前に予防できます。
あと、花粉の飛散量が多い時期は、外から帰ってきたら、まず頭や服をブラシなどで振るって家に入るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
花粉症は本来アレルギー体質なので、治すというより症状を抑えることが大前提です。
なので、コンタクトによる目の痛みがある方は、まず眼科で診てもらうことをおすすめします。
そして自分の症状に合った治療や薬を処方をしてもらいましょう。
コンタクトによる目の痛みの原因は、コンタクトレンズに花粉がくっつき外に流れにくくなり、痒みや痛みにつながってしまいますので、目が乾燥しないよう普段から心がけておきましょう。