ひな祭りのメニューに、蛤(はまぐり)のお吸い物がよく出ますよね。
最初は意味など知らず、メニューの一品ぐらいにしか思っていませんでした^^;
そう思った方は私だけではないと思います。
しかし調べてみると、はまぐりのお吸い物ひとつにも意味や由来があるそうです。
そこで今回は、ひな祭りでなぜはまぐりのお吸い物なのか?あさりじゃだめなのか?その意味と由来を調べてみました。
ひな祭りにはまぐりのお吸い物が出る意味と由来!
ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祈る日です♪
そして昔から二枚貝は女の子を意味していたそうです。
なので、ひな祭りに貝がつきものでした。
はまぐりのような二枚貝は対になっているその貝殻じゃないとピッタリ合いません^^;
そのような事から仲の良い男女(夫婦)を表していて、いずれ嫁いでいく娘に、ピッタリ合う男性に巡り合いますように、そして夫婦円満に暮らせますようにという親の思いが込められています。
それじゃ~同じ二枚貝のあさりでいいと思いますよね?値段も安いですし
でもはまぐりの方がいいんです。
なぜかというと、平安時代に貴婦人の間で、「貝合わせ」という遊びがあり、対になった貝の裏に絵や文字をかいて、ふたつの貝が合うものを、あてるという神経衰弱のようなものが行われていました。
なので絵や文字を書くにはある程度大きくないとだめなのですね。
なぜ、あさりじゃなくはまぐりなのかがよく分かりました^^
それでは次に、簡単につくれる はまぐりのお吸い物レシピを紹介します。
はまぐりのお吸い物レシピ
はまぐりのお吸い物レシピを紹介します。
【材料】(4人分)
はまぐり : 人数分(椀にいれる個数×4)
水 : 1リットル(砂抜き用)
塩 : 大さじ3(砂抜き用)
水 : 800ml(調理用)
昆布 : 3〜5cm
かつおぶし : 1袋
醤油 : 少々
塩 : 小さじ2/3
【作り方】
- 砂抜きは、バットなどに貝を重ならないように並べ、1リットルに塩大さじ3を溶かし、常温の日影で最低2~3時間放置します
その後、流水で貝同士を擦り合わせるようにして洗っておく - 鍋に水800mlと昆布とかつおぶしを入れ、沸騰させます
- 沸騰したら、煮立たないように火を弱〜中火に調整して10〜15分
- ダシが出たら醤油と塩、ハマグリを入れて5分
- 器に貝を入れ出汁を掛けて完成
最後に一言!
いかがでしたでしょうか?
はまぐりの旬は、2月~4月なので、ひな祭りの日にはちょうどいいですね。
チョット高価ですが、栄養もありますしこういう時くらいしか口にすることがないのでぜひ試してみてくださいね^^